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JICA 民間連携:保健分野におけるセネガル・カザマンス地方ニーズ確認調査に採択

独立行政法人国際協力機構(JICA)が実施する 2025年度 中小企業・SDGsビジネス支援事業(JICA Biz) において、
「セネガル・カザマンス地方診療所向け保健啓蒙ICT機材ニーズ確認調査」 が採択されました。

2025年度「中小企業・SDGsビジネス支援事業(JICA Biz)」:62件の採択を決定

本件は、JICA Bizの 「ニーズ確認調査」 として採択されたもので、セネガル共和国南部・カザマンス地方の診療所を対象に、保健医療分野におけるICT機材・デジタル活用の現場ニーズを把握し、将来的な社会実装および事業化に向けた検証を行うものです。

【本調査のポイント】

  • 対象分野:保健医療分野
  • 対象地域:セネガル共和国 カザマンス地方
  • 調査内容:診療所におけるICT機材・デジタル活用ニーズの整理と検証

当社は2018年から2019年にかけて、セネガル保健省と連携し、自社の独立案件として地方の診療所10カ所に TUMIQUI Smart Kit を導入し、電化およびICT環境の基盤整備を進めてきました。これにより、夜間診療の実施や基本的な医療業務の継続など、医療現場に不可欠な環境改善に取り組んできました。

今回の調査では、この既存実績を土台にしながら、教育分野で培ってきたデジタル教材・映像活用のノウハウを保健医療領域にも応用し、診療所における研修や情報提供の在り方を含めて検討を進めます。具体的には、医師・看護師等の研修の工夫や、患者さんおよび地域住民に向けた保健・衛生教育など、現場での活用場面を想定しながら、適切な機材構成、運用方法、受容性、継続性を確認していきます。

特に地方の未電化村落では、電源がないことでデジタル機材の活用が難しく、必要な情報や学びが届きにくい場面が少なくありません。本調査では、電化とICT環境を整備したうえでデジタル機材を導入した場合に、現場の業務や研修、住民の理解促進などにどのような効果が生まれるのかを、実態に即して把握・整理することを目指します。

本調査で得られる知見は、保健医療分野における持続可能な導入・運用モデルの構築や、次段階の展開に活かしていく予定です。今後も、現場起点の技術と官民連携を通じ、開発途上国の保健医療体制の強化に貢献していきます。