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年別アーカイブ 2020

夏に続き、本日セネガル全国紙に掲載

昨日の日・セネガル経済委員会第二回会合の記事が、セネガル全国紙のle soleil とWalf Fadjiriに掲載されていると現地から連絡をもらいました。

我々の会社はセネガル法人TUMIQUI JAPON ではなく、親会社で有るSUCRECUBEとして名が乗っていましたが、はるばるフランスから日本法人を作り、折り返し、泣け無しの日本法人の資本を投下しセネガルへ正式に進出し投資も行い、保健省と手を組み日本の外務省や大使館、UNIDOさんと共に密に連携してきたからこそ載る。

フランスで会社を12年やっていても、フランスや日本でもちっとも名が知られないが、日本から進出しそしてさらにはアフリカでの100%子会社設立は、設立1年未満でもしっかり注目される。相手国大臣クラスに名を覚えて貰えてるという。

これまで日本へ一緒に行きましょうと口説くが「海外ですか」「アフリカですか」と後ろ斜めになる相手を見て、海外から来たものとして、海外を恐れる事にどこから説明をしたら良いかと何度も諦めたくなる事あった。日本とやるのは間違っていたか?と。

さらは幾人にも欧州とやれば良いじゃないかと言われるたびに、それはより容易に出来るだろうが「アフリカのために、日本のために」と日本に家族ごと移住してきてまでこだわる僕は変なのか?と。

そう悩みながら諦めず2年半がすぎ、ようやく創業メンバーに加え、理解と共感を示してくれ、共に伴走してくれる方々も出てきたので、日本を諦めるにはまだまだ速い。忍耐も必要。

しかし、来年からの風の時代に入った新時代の日本は、組織よりも人も人の関係がさらに重要になってくる。
この人と仕事したいとあれば組織など二の次になろう。その時に日本人の信用力と言ったらそれこそ世界に類を見ないではないか。

今は大変でも、一歩一歩足跡を刻みながら来るべき未来へに近づこう。

その他見つけたデジタル記事はこちら
* SUCRE CUBEとなってるけどw
http://homeviewsenegal.com/index.php/2020/12/16/2eme-comite-economique-senegal-japon-attirer-plus-dinvestissements-japonais-au-senegal/

http://www.walf-groupe.com/investissements-japon-capte-senegal/

セネガル 全国紙にインタビューが掲載されました

セネガルの日刊紙「Le Quotidien(ル・コティディアン)」の朝刊にTUMIQUI Project (ツミキ・プロジェクト) の活動が掲載されました!

日本企業の取り組みは、セネガルでも関心が高く、注目されています。

※ Le Quotidien はセネガル共和国 全土で1万部発行される日刊紙、3大紙面のひとつ

Deux articles en Français/オンライン記事リンク(仏語) https://www.lequotidien.sn/tour-de-table-avec-koichi-sato-pdg-de-tumiqui-japon-inc-nous-voulons-avoir-un-impact-sur-la-zone/

https://www.lequotidien.sn/sandiara-investissement-prive-tumiqui-japon-va-fabriquer-des-kits-solaires/

少し長いですが、以下にフランス語の訳をご案内します。


~サンジャラ市、 プライベートセクターの投資~

 セネガルの首都ダカールから約100kmの所にあるサンジャラ市に、携帯型太陽光発電と通信機器を組み合わせた「TUMIQUIキット」の製造工場が間もなく建設される。ダカールに本社を置くTUMIQUI Japon(ツミキジャポン)は、昨年セネガル共和国保健省と未電化村落10ヶ所の実証実験を終え、次のフェーズとしてサンジャラ市にある2,500㎡の経済特区を拠点に、同市内12か所の未電化村落に電力を供給しながら、独立型Wi-Fiシステムを通じて現地教育の発展や技術促進を行っていく。

 TUMIQUI Japon社CEOの佐藤弘一氏がサンジャラ市とマルチセクタースマートシティ開発の協力プロジェクトに参画する覚書(MOU)を交わしてから7ヶ月、未電化村落でのインターネット接続が現実になろうとしている。同市のDiop市長は「われわれの自治体は、このベンチャーのためのパイロットとなるでしょう。新技術、産業、化学、食品産業、などイノベーションに向けた開発を誘致するサンジャラ市の経済特区を軸に、地域内にある未電化村落をWifiで繋ぐことによって各地学校でネット接続が可能となり、学生の学習や研究を促進することができると考えました。」

 サンジャラ市にある経済特区は国内外の事業発展をサポートする拠点のみならず、西アフリカ地域全体まで発展することを可能にする。既に33社が正式登録されており、うち7社が事業を開始。総投資額は約420億CFAフラン(約80億6,000万円)となっており、同市は国内で最も投資率の高い地域のひとつとなっている。国が工場や倉庫を建設する他県の経済特区と異なり、サンジャラ市モデルは民間企業が投資したものの所有権を投資者自身が得られる点で異なる。

 TUMIQUI Japonは新型コロナが発生する直前の今年2月にセネガルを訪れた経済ミッション視察団20社の一員だった。しかし、その中で具体的な行動を起こしてセネガルでの事業活動を開始したのは、TUMIQUI Japonが初めてとなる。

~地域に影響を与えたい~

 今週水曜(8/12)にサンジャラ市経済特区を視察した佐藤弘一CEOは、株式会社シュークルキューブ ジャポンの子会社であるTUMIQUI Japon(ツミキジャポン)のCEOでもある。サンジャラ市に進出したきっかけを取材した。

Q. どのような分野で活動されていますか?
A. 私は、TUMIQUI Japon SASUおよび、親会社である株式会社シュークルキューブジャポンのCEOを兼務しています。当社は、太陽エネルギー発電と通信分野で事業を展開しています。私たちは、携帯型太陽光発電と通信機器を組み合わせたモバイルソーラーユニット「TUMIQUIキット」を通じて、アフリカの未電化地域に電気とインターネットを提供しています。

Q. セネガルの中でも特にアクセスの良い訳ではないサンジャラ市に投資したいと思うようになったきっかけは?
A. サンジャラ市は地理的にもセネガル全土をカバーできる位置にあり、特に最近開通した有料道路もあり利便性が高いことが理由です。もう一つは、この経済特区での税制上のメリットです。そして決め手となったのは、同市の市長であるSerigne Guèye Diop市長(博士と現地では呼ばれている)の哲学、ビジョン、そして起業家の視点でした。投資の観点から何をしたいのか、その考え方を共有できる存在がとても印象深かった。それがなければサンジャラ市を選ぶことはなかったでしょう。

Diop市長は欧州での経験が長く、経営課題に非常に精通しており、先見の明があります。自分たちのペースでスタートさせてくれて、会社設立の条件なども柔軟に対応してくれました。それに、環境、教育、健康、農業、安全保障などの様々な分野へ影響を与えたいと日々活動しているので、この経済特区の開発に関する彼のビジョンには、非常に感銘を受けました。

Q. 第二都市での活動の意義は?
A. われわれがTUMIQUI Projectと呼んでいるこのプロジェクトは、多くの学校や診療所にキットを導入し、コミュニティと協力して通信ネットワークの精度を高め、地域住民全体が電気とインターネットに100%アクセスするという目標を持っています。それらを達成できるようにするための「MOU(覚書)」をサンジャラ市と昨年12月に締結しました。

経済特区内に組立・整備・修理工場を設置し、最終的には西アフリカ全体に輸出をして行きます。また、市が行なっているハイテクITセンターの前衛的なプロジェクトにも積極的に参加していく予定です。IT・通信・新技術分野の企業の育成・設立になるでしょう。

Q. 今年2月にセネガルに来た日本の経済ミッションのメンバーの中で、具体的な行動を起こしたのは御社だけです。始めるのに苦労しなかったということでしょうか?
A. 事業の立ち上げは大きなチャレンジでした。それでも、セネガルに来た日本の視察団を代表して、日本の中谷外務大臣政務官が約束したことを応援したいという気持ちは、何よりも強くあります。日本のセネガルへの投資を支援し、両国の関係を強化していくためにも、具体的に活動を進めていきたいと考えています。セネガルと日本の文化の違いがあることで、物事が簡単には進まない側面が多々ありますが、最終的にはこの地で会社を起こす事ができ、この壮大なプロジェクトを実現するためにサンジャラ市で市長に再会することができて、とても幸せです。

Q. 行動実現に至った秘密は何ですか?セネガルや日本で政府からのサポートはありますか?
A. はい、いくつかのサポートを受けてきました。日本人である私は、12年前にすでにフランスで起業しています。ということは、すでに海外で会社を作った経験があるということですね。ビジネス環境という点でも、セネガルはフランスとは大きく異なりますが、フランスでの会社経営の経験は、セネガルで前進する上で非常に役立っています。

私は、セネガルの文化やビジネスのやり方を理解するために、地元の人々と協力して仕事をすることを常に重視してきました。何度かセネガルに来て現場を理解し、その場でチームを立ち上げました。また、スタートアップである私たちは、大規模なグループよりも機動力があり、リスクに強いです。だからこそ、このような厳しい時代でもセネガルで事業を立ち上げることができるのです。

日本では、駐日セネガル・シス大使、日本の外務省、JICAなど多大なるご支援を頂いています。また、セネガル側では、UNIDO(国際連合工業開発機関)、特にセネガルの日系企業担当のNdiayeさんが、サンジャラのDiop市長を紹介してくれました。また、セネガル保健省や新井駐セネガル日本大使のサポートも頂いています。

Q. 最後に、新型コロナの影響は?パンデミックに対してどのような対策をしてきましたか?
A. パンデミックの影響で貨物や国際間移動が中断されましたが、私たちはコロナの環境に適応しながら、前進させられる活動に適宜対処して来ました。ここサンジャラでの工場建設は遅れたものの、日本での資金調達や、既にセネガル国内の診療所に設置している10台のTUMIQUI機材の検証など、他の活動を進めることができました。簡単なことではありませんでしたが、コロナ下にあっても回復力と適応力を持って活動を続けて行きます。

月刊テレコミュニケーションにTUMIQUIプロジェクトの記事が掲載されました!

今回が第1回目となる新企画では「IoT x SDGs」の取り組みを行う企業として、弊社をご紹介いただきました。

セネガル大統領へTUMIQUI事業の報告と今後の対応について

日本とセネガルは今年2020年に外交関係樹立60周年を迎えます。そんな中、今年2月に外務省主催のアフリカ貿易・投資促進官民合同ミッションが行われ、シュークルキューブ ジャポンはセネガル進出民間企業として団体ミッションに参加、同国を訪れマッキー・サル大統領へ表敬する機会をいただきました。その際、直接大統領に再生可能エネルギーと通信を組み合わせたポータブル機器TUMIQUI SMART KIT(ツミキ スマートキット)がもたらすインパクトをお伝えし、祝辞をいただくことができました。

ミッション団に対して、サル大統領からは「セネガルと日本は古くからのパートナーであり、我が国はその技術を必要としている」との発言があり、現地メディアでも団体ミッションの訪問は大きく取り上げられました。また、アマドゥ・ホットゥ経済・計画・協力大臣からは日本政府に対し下記の提案もありました。

セネガル政府から日本政府への具体的な提案2点

・日本側が要望した日本企業向けのワンストップ窓口を投資・大規模工事促進公社(APIX)内に設置
・日本企業専用の“経済特区”をセネガルに創設

現在セネガルは欧米をはじめとする世界に向けたアフリカの輸出拠点となるべく動いており、この内容は日本企業の投資促進を後押しするものとなっています。

〜 TUMIQUIプロジェクトの歩みを止めない 〜

“政府の強いセネガル”と言われるように、今回のCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)の対応も政府主導で感染防止のために「夜間外出禁止令」「市場の閉鎖」等大胆な施策を実行しています。しかし、現状では日中も路上に出て働かざるを得ない人々が多くいることが、保健衛生の観点からも危惧されています。感染拡大を防ぐことは今現在の最重要課題であります。同時に、この様な生活環境を少しでも減らすべく歩みを止めないことも、アフリカの発展を緩めない為に非常に重要と考えます。

■ 本年1月にセネガルに設立した当社子会社のTUMIQUI JAPON SASU(ツミキジャポン)は、アフリカ統括責任者が現地にて引き続き以下の事業を行なっており、今後、人の移動制限が長期化するであろう世界のビジネス環境に対応すべく、当社の強みであるICT技術を駆使し、現地ビジネスを継続させることでセネガルに貢献できる体制を確立しております。

1. TUMIQUI事業(UNIT生産・販売・保守、他業種連携等)
2. セネガル現地調査事業(コーディネーション、通訳・手配等)
3.日本企業様の現地代理店事業(マーケティング・販売・保守等)

2については、日本からの出張が難しい場合、セネガル在住の現地のスタッフがパソコン等の通信機材とテレビ会議ソフトウェア(Zoomなど)で、セネガルから日本のご担当者様とテレビ会議を開催し、インタビューを行うことも可能です。3については新規事業となりますが、日本企業様の商品やサービスを仏語圏西アフリカへ展開をお考えの企業様において、現地に赴くことなく、マーケティングから販売促進・保守に至るまでの対応が可能です。

これらを現地スタッフの安全保守と感染拡大防止対策を取りながら、事業継続に向けてあらゆる方策を取って行く所存です。

〜 今、アフリカの人々のために 〜

この様な状況下でも、電気と通信は必要とされ、人々は収入を得るための働き口を探しています。弊社がセネガル保健省と共に未電化村落9カ所の診療所に設置したTUMIQUI SMART KIT(ツミキ スマートキット)も現在も順調に稼働しています。電気と通信のみならず、現地生産・現地雇用を促進させ「アフリカ諸国の持続可能な発展」を目指す弊社の取り組みは、人々の生活基盤を支えうる意義のある事業である、そう再認識しております。
 

COVID-19(新型コロナウイルス感染症)が猛威を震う中で、保健衛生体制の確保には、その国の人々の教育面の拡充が不可欠であり、感染症へのリテラシーを高めることが拡大防止に役立つという認識が世界共通となって行くでしょう。その中でも特に、アフリカはそのリテラシーを広げるべき地域であり、その後押しを積極的に行う民間企業が今こそ必要とされているのです。

今後も弊社は、現地法人スタッフと共に今まで以上にセネガルとの繋がりを強めながら、事業基盤の構築に邁進して参りたいと思います。

 

我々は、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の猛威が世界中に広まる中、TUMIQUIプロジェクトを継続することが、アフリカ発展の歩みを止めないムーブメントとなることを確信しています。

アフリカとの関係はマルチ階層な付き合い方が大事。

現在外務省セネガル投資促進ミッション参加中ですが、日本企業であれば誰でも参加ができ、高官や今回は大統領にまでお会いする機会など、民間だけでは成し得ないメリットがある。

ビジネスでは、マーケットのニーズを汲み取りつつビジネスを構築するが、アフリカマーケットは相手国の政策に寄り添い、人間関係を国のトップから、セネガル地方のタンバクンダの少年まで、マルチ階層で作っていくことで、確実に浸透していくことが出来ている。

ミッション参加も、大統領や大臣に会い、プロジェクトの認識をし協力を要請して行くのも一つの手段。外国人のスタートアップだって出来ることはすでに証明した。

そして、その国における外国人の特権は、その国に対してどの階層とも会えるチャンスがあり、話もできる。

そのそれぞれの階層の方々とビジョンを共有し、それぞれの役割の方々と、こちらもモードを切り替え合わせる事でプロジェクトを固める。そしてマーケットでテストをしてビジネスの確度をあげる。

それが54か国の中でセネガルで見出したやり方だ。

セネガルと違い、政府が弱かったり汚職が蔓延する国ではできない方法なので、それぞれの国で違うやりかたをする必要がある。

コートジボワールの拠点はコートジボワールのやり方を見出しているので、そこは粛々と進める。

TUMIQUIの目的はアフリカの経済発展。

その巨大マーケットの成長と共にビジネスが大きくなる事すらも手段である事を、どれだけ大きくなっても忘れないようにしたい。

大統領府での写真は
下記WEBサイトが出典です。
https://www.teledakar.net/…/senegal-ouvre-portes-aux-entre…/

正式に日系セネガル企業と紹介された。

海外に於いて「日系法人」の定義はいくつかあるが、外務省としての定義では「日本法人の海外投資」による親会社を日本にもつ子会社・関連会社を指すそうだ。

日本法人を作って進出した一つの理由であり、駐在事務所ではなく、れっきとしたセネガル法人とありながらも、日の丸🇯🇵の会社である。

12年前にパリで設立したSUCRECUBE TECHNOLOGIES は日本人である僕が起業したが、フランスで貯蓄したお金で起業し、日本から出資を受けていないので100%フランス🇫🇷の会社で外務省的には日本企業では無かった。

なので、2年前の日本へ進出は対日投資フランス🇫🇷企業として進出し、返す刀で今回対セネガル🇸🇳投資日本企業として進出した。

そういう意味で官民連携として認識している。
勝手にやるより、共に認識しながら進むのを僕らは大事にしている。

仲の良い大臣や高官を通じて見るに、寧ろセネガル政府側がこの努力をよくわかってくれているので、彼らのセネガルや西アフリカ発展の期待に応えたい。

さて、と話は逸れたが、

三菱商事
コマツ
カゴメ
大日本土木
シュークルキューブ(セネガル法人名: TUMIQUI Japon SASU)

と5社目に名を連ねる事ができました。

日本経済新聞にセネガルでの活動を取り上げていただきました。

本日2/17月曜日の日本経済新聞朝刊(全国紙)の新興・中堅Biz (7)面で取り上げて頂きました。

日本経済新聞デジタル版の方ではカラーで見られます。
太陽光発電キット、セネガルに工場 シュークルキューブ

これまでの活動と、今後の活動の両面に着目頂き、デジタル版では欧州でもみられるとの事で、世界中へこれ以上ない「有言実行」の「有言」をさせていただきました。

外務省によるセネガルでの投資促進ミッション前にこのように取り上げて頂きタイムリーなご縁を感じます。

セネガルへの投資はダイレクトに出来なくとも、信頼出来る協業パートナーがいれば連携する事で如何様にも可能となる。

ヒトモノカネジョウホウの四資源を持ち寄り、それぞれがプロとして事業形成する事で不可能なことはない。それをずっと海外でやってきたし。

良い案件、それも東アフリカと特性が全く違い、安定したフランス語圏アフリカで!と我々は思っておりますので、どうぞファイナンス面でご一緒出来る方は是非仲間になって頂けると幸いです。

引き続き応援のほどよろしくお願い申し上げます。

第三回日経ソーシャルビジネスコンテスト優秀賞受賞

先日ファイナリストビッチを終えた第三回日経ソーシャルビジネスコンテスト(NBSC)で優秀賞に選出されました。

第三回日経ソーシャルビジネスコンテスト受賞結果・ファイナリスト
https://social.nikkei.co.jp/final2019.html

日本経済新聞デジタル版記事
日経ソーシャルビジネスコンテスト、受賞4団体を選出

 

この約二年間、日本でアクセラレータ、ビジコン、JICA民間連携、などなどなかなか認められることはなく未完成だと。
その都度「時期尚早。次」と気持ちを切りかえ、明るく振舞いながらやってきていた。

その中で、メンターの一人がNSBCの締め切りは明日ですよとSNSの投稿を見て「これだな」とTICAD用に作ったカタログデジタルデータとWEB応募フォームへダイレクトに応募理由を書き申し込み完了、そんな応募キッカケだ。

結果、幸いにもファイナリストに選ばれ、ご縁があり陶山 祐司さんにアドバイザリーボードとして、チーム参加していただいた事も僕らにとって最大の利益。

彼のアドバイスで一番僕に響いたのは非常にポジティフなオーラで語り、ソーシャルビジネスをするものにみんな聞いてもらいたいもの。

僕の中でもやもやしていた「ソーシャルビジネスが儲かってはいけないという風潮が日本にはあるが、NSBCでは事業継続性を審査対象にしている。そのどちらに比重をおけば良いのか」との僕は問うた。

それに対して陶山氏は、「世間一般の空気を気にしていくのか、それともちゃんと事業化し利益をちゃんとだし雇用を増やしサステイナブルなビジネスを作っていくか、何をビジコンでつたえるのかは佐藤さん次第です」と。

今考えると当たり前になってしまったが、その時までビジコンだからこそ注目を得ようと神経が働き「空気に迎合しよう、多くの声に準じよう」としてしまっていているまだまだ甘い自分に気がつけた。

そこからはNSBCピッチでも、仏語圏アフリカの理解と課題と僕らの解決策、IPOを途中過程に含めた17カ国への販売戦略を知ってもらう機会にすると迷いがなくなった。

問題は7分間という時間。そこへ全部盛り込むという技。
そこへ向かって全メンバーが一丸となって、連日深夜までキリキリとストーリーを作り、資料を作りブラッシュアップを重ね7分のピッチを作り上げた。支えてくれた全メンバーに改めて感謝をしたい。

その苦労の結果、日本の新聞最大手の日本経済新聞によるソーシャルビジネスに対しての見解から、一定の評価を公の形で貰えた事は、僕らのTUMIQUI事業が評価を受けただけでなく、もう一つの目的である、日本から仏語西アフリカへのビジネス機会に対しても、幾ばくかの光を灯もせたかとおもう。

想いはフランスから始まり日本で熟成され仏語圏アフリカへ。

当日のプレゼン資料(WEB配布用に編集済み)
https://www.sucrecube.co.jp/wp-conte…/…/2020/02/NSBC-SCJ.pdf

 

セネガル現地法人「ツミキジャポン」設立

平成30年4月13日付けに設立した国際ICT事業、国際ビジネスコンサルティング、途上国ビジネスの事業推進ならびにこれに附帯する一切の業務に関するサービスを行う日本法人 「株式会社シュークルキューブ ジャポン」(本社:東京都千代田区二番町1-2 代表取締役社長:佐藤弘一(さとう こういち)https://www.sucrecube.co.jp)(英表記:SUCRECUBE Japon Inc.  以下、「当社」という)は現在進めている西アフリカの未電化村落に通信と電気を届けるオフグリッド事業「TUMIQUI Projectツミキプロジェクト」の事業拡大のため、セネガルの経済特区サンジャラ市に100%出資現地法人「TUMIQUI Japon SASU」を設立しましたので、お知らせいたします。

1.新会社設立の目的

当社は、2018年4月より途上国における社会課題解決型事業として西アフリカの未電化村落へ電気と通信を届ける国際事業「「TUMIQUI(ツミキ)Project」( www.sucrecube.co.jp/tumiqui )を推進して参りました。現在はセネガル保健省の協力の元、現地診療所9カ所へTUMIQUIソリューションと呼ばれる携帯型太陽光発電と通信機器を組み合わせたキット「TUMIQUI Smart UHC KIT(ツミキ スマートUHCキット)」の導入が行われ試験運用を開始しています。また、2019年12月にはセネガル共和国サンジャラ市内の経済特区における教育施設及び保健施設にTUMIQUIソリューションを導入し、マルチセクタースマートシティ開発の協力プロジェクトに参画するためのMOU締結を完了しました。

セネガル共和国の現地法人設立は、本事業の理念とも言える「現地生産、現地雇用を増やし国力向上に繋げる」を達成する手段のひとつです。また、法人をMOU締結を行なったサンジャラ市内の経済特区に設立することにより、法人税率は30%→15%へ、関税優遇、保税陸港の活発な利用が可能になるなど、中小企業が海外ビジネスを行う上でのリスクを最小限に減らし、行政との連携によりスピーディにかつ収益性の高い事業展開が可能となりました。

今後は、経済特区の利点を活かし現地組立工場「アトリエTUQMIUI」を経済特区内に設立予定。機材の製造・保守・修理などをメインとする工場を持つことにより、セネガルのみならず西アフリカ全体を視野に入れた事業展開のためのプラットフォームとして、役割を担っていくことを目的としています。

2.新設会社の概要

(1)名称
TUMIQUI Japon SASU (日本語表記:ツミキ ジャポン)

(2)本店所在地
Zone Industrielle SANDIARA, Mbour (Thiès, Sénégal).

(4)代表者の役職・氏名
社長 佐藤弘一

(5)事業内容
TUMIQUIスマート本体の輸入、機材の設置・保守・修理、などをメインにTUMIQUIユニットを販売する。
また、現地事業に関するコーディネーション、調査、通訳翻訳、通信業などを含む。

(6)資本金の額
1,000,000 CFA (現地通貨)
(株式会社シュークルキューブ ジャポン 100%子会社)

(7)設立年月日
2020年1月9日

(8)事業年度の末日
12月末日

(10)関連会社
株式会社シュークルキューブ ジャポン(2018年4月13日創業)

東京商工リサーチ優良企業として紹介されました

東京商工リサーチ TSR情報(全国版)【2020新春特集号】
◎東京商工リサーチが厳選する優良企業紹介「経営者に訊く企業特性と今後の成長戦略」の中で優良企業の一社として紹介頂きました。

こちらの情報誌では、アフリカビジネスをメインとせず、我々が20年以上やってきたフランスでのICTビジネスの実績と、その先の同じフランス語圏商圏であるアフリカまで一貫したビジネスを自らのグループで興し「広大なフランス語商圏へ一貫したビジネスを切り開いていく」と言うテーマ。

そしてその道筋で、日本企業やお客様も、日本からフランスや仏語圏ビジネス圏に行きたい!とするご支援や、代理店業務などを現地でこなしていくという話をさせていただきました。

日本進出後は歴史が浅いですが、日本の二大調査会社である東京商工リサーチさんとしてちゃんと一定の評価をいただいているとのことのようなので弊社として嬉しいことです。

この東京商工リサーチさんと、日本政策金融公庫さんは、フランスでの起業と12年の実績、そして経営を譲り日本へ逆進出してきた事をちゃんと評価してもらえ、優良企業としての全国紙での掲載、そして日本政策金融公庫さんの融資も創業者保証無しで行ってくれたことは、昨年度の苦しい時期に勇気付けてくれた2社さんです。

掲載記事のダウンロードはこちらから。

参考) TSR社さんの優良企業基準
https://www.tsr-net.co.jp/serv…/product/national/evaluation/