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社長挨拶

社長挨拶

株式会社シュークルキューブジャポン代表の佐藤弘一です。

当社は2008年にフランスで創業されたSUCRECUBE Technologies(シュークルキューブテクノロジーズ社)をルーツとし、フランスでの事業は国際通信事業を基礎とデジタルインフラ・日系企業様へのITサービスを日本語・フランス語・英語で提供。日本人エンジニアスタッフとともに12年に渡り在フランスの日本企業様から多くの信頼を得て、リーマンショックやヨーロッパの不況等を乗り越えてきました。

そして2018年4月、日本とフランスのビジネス促進支援と、仏語圏アフリカ事業のために日本進出をいたしました。

昨年より新型感染症拡大により世界中の人々のプライベートもビジネスも一変し、これまで通りに過ごしていくという事が本当に難しくなってしまいました。
我々も同様に国際事業・国際物流について相当のインパクトもあり2020/2021年は本当に難しい判断と舵取りを余儀なくしました。

しかし、世界においてどの国でもリモートワークが増えた事から、人が移動や出張をしなくとも、オンラインツールを使うことで事業継続が出来る様になり国際ビジネスにおいても出張せずともオンラインで商談や打ち合わせができる様になった事から、国際ビジネスも加速し始めました。

2019年より、TUMIQUI Project (ツミキプロジェクト)と名を冠した、アフリカの未電化地域に電気と通信を届ける事業で、最初のサービスとなるTUMIUQI Smart Kitを開発。2019年5月にセネガル保健省をMOU(覚書)を締結し、未電化診療所10拠点に導入をいたしました。電気のない診療所で、明るい光とインターネットが接続できる様になった事から、多くの診療の助けとなる事がわかりました。

その実績はセネガル政府にも認められ、2019年12月にセネガル共和国の経済特区サンジャラ市と「スマートシティ構想に参画」のMOUを締結し、この地に、TUMIQUI JAPON SASU (ツミキジャポン)という100%出資の子会社を設立しました。2020年10月には簡易組み立て工場も併設されたダカール事務所も設置しました。

今後は、この拠点を中心に2022年よりTUMIUQI Smart Kitをセネガル現地で組み立て生産を開始します。これはセネガル現地で雇用を増やし技術移転をし、組み立てる。壊れたら治す。電池が消耗したらリユース・リサイクルで廃棄を減らし、太陽光発電など自然エネルギーで電気を使うことで環境に配慮した事業となります。

また、2021年に入り、関西電力株式会社様と提携し、未電化村落に加え、未電波地域への電気と通信を実現させる「TUMIQUI Digital Solution」事業を構想し、現在セネガル国民教育省とMOUを締結し、全国の学校のデジタル化推進に向けた共同事業を推進しています。日本のセネガルの貢献の具体例となるよう精進していく所存です。

この意味から、我々は今後も日本等で資金調達を行い、アフリカ子会社を通じ積極的にアフリカへESG投資を行い工場を建設、フランスでの20年のビジネス経験を生かし、現地に適した研修を充実しアフリカの皆様の生活品質の向上に勤め、日本・現地の政官民と連携し地球環境保全から一人の子供までを取り残さないSDGs推進を具体的に進めていく所存です。

フランスそして、セネガルにおいても現地を熟知し、特有なフランス語圏文化のなかで切磋琢磨してきたメンバーがおりますので、フランスや欧州・アフリカ地域に販路を広げてまいります。ビジネス進出を考えている方など、どうぞ当社まで気軽にご相談ください。

2021年12月4日


代表取締役社長 佐藤弘一
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