代表メッセージ
株式会社シュークルキューブジャポン 代表取締役の佐藤弘一です。
私は2008年にフランスで SUCRECUBE Technologies を創業し、フランスと日本、そしてセネガルで、20年近く事業を続けてきました。通信とITの構築から始まり、今はアフリカの電化、冷蔵、加工、輸出に仕事の中心があります。
2019年、セネガルの未電化の診療所に、初めて電気を置きました。それまで夜の出産は、助産師が小さな懐中電灯を口にくわえて行っていました。太陽光パネル1枚と電池の箱1つで、その診療所は夜も診察ができるようになりました。この年、保健省との覚書のもとで診療所10か所を電化し、翌2020年1月にセネガル法人 TUMIQUI JAPON SASU を設立しました。学校では教育省と連携し、教室にテレビと教材を届けました。最初の導入校では、翌年の小学校卒業試験の合格率が31%から77%に上がりました。
その経験から、私たちは電気だけを届ける会社ではなくなりました。電気の上に冷蔵を、冷蔵の上に加工と輸出を、そしてその上に情報を重ねる。サンジャラ市の2拠点は、太陽光と蓄電池だけで24時間動き、女性団体 GIE DIAMI SANDIARA と一緒に加工したマンゴーは、日本とフランスで紹介を始めています。
2026年は、私たちにとって転換の年でした。それまでの私たちの視点は「For Africa」、アフリカのために、でした。いつしかアフリカしか見なくなり、事業は行き詰まりました。そこで向きを変えました。「From Africa」、アフリカから世界へ。この一語で視野が広がり、日本とフランスでの経験が仕事に戻ってきました。国際機関との契約や輸出事業を通じて、外貨建ての収入源を広げ、その収益を、セネガルの保健、教育、農業の現場に戻す。この循環を、私たちは「From Africa, For the world.」と呼んでいます。
土台にあるのは、渋沢栄一の「論語と算盤」です。利益と道義を切り離さない。現場の人と信頼を築き、共に作り、共に育つ。これは、フランスでの20年と、セネガルでの8年で、私が学んだことです。
私たちは製品を売る会社です。同時に、売った製品が何年も使われ続ける現場を持つ会社です。アフリカでの事業を考えている企業や機関の方は、どうぞご連絡ください。サンジャラの拠点は、いつでもご覧いただけます。
株式会社シュークルキューブジャポン
代表取締役 佐藤弘一