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保守・運用

保守・運用

海外からの支援で届いた機材には、設置した翌年に止まったままのものが少なくありません。直す人が近くにいないためです。当社は2019年にセネガルで最初の診療所に電気を置き、翌2020年1月にセネガルへ進出しました。設置して終わりにしないためです。

保守の体制

担い手 役割
セネガルの子会社 TUMIQUI JAPON SASU サンジャラ市に拠点を置く100%子会社。現地の技術者が設置と保守を行う
遠隔監視 冷蔵拠点の温度・発電量・蓄電池残量を、ダカールと日本から見る。異常があれば現地の技術者が向かう
日本本社 機器の選定、部品の手配、設計変更の判断

機材が止まっている時間は、授業と診察ができない時間です。保守は海を越えてではなく、セネガルから行います。

稼働の実績

TUMIQUI Smart Kitは、西アフリカの高温、湿気、砂塵の中で5年以上使われています。サンジャラ市の太陽光冷蔵拠点2か所は、太陽光と蓄電池だけで24時間動いています。止まった機材は現地で原因を調べ、部品を替え、改良点を次の機材に反映します。バッテリー容量を増やした改良も、現場の要望から始まりました。

遠隔監視

冷蔵拠点では温度・発電量・蓄電池残量を計測し、ダカールの管理拠点と日本から同じ画面で見ています。温度が上がれば、現地にいなくても分かります。異常の連絡を待つのではなく、こちらから気づいて技術者を向かわせます。この仕組みは、2021年から2022年にサンジャラ市の学校5校で行った通信の実証で組み上げたものです。

KIOSK:運用で地域に根づかせる

冷蔵庫だけの施設は、事業が終われば箱になります。当社は、サンジャラの冷蔵拠点にKIOSKを併設しました。電気と通信のある小屋です。携帯電話の充電、印刷とコピー、地域の情報配信、冷たい飲み物の販売を行います。すべて太陽光で動きます。

試験運用の最初の客は、下校途中の高校生でした。外は45度の日でした。高校生は「喉が渇きました、飲み物ください」と店に入ってきました。その後も冷えた水とジュースが売れ続けています。施設が毎日使われる場所になることが、長く動き続ける条件だと当社は考えています。

保守契約の考え方

納入した機材には保証期間を設けています(TUMIQUI Smart Kitは購入から1年)。保証期間の後は、保守契約で対応します。内容は、定期点検、遠隔監視、故障時の現地対応、部品の供給です。施設については、運営そのものを当社の現地法人が担う形もあります。保守契約の型と施設の保証期間は、契約ごとに定めます。条件は、台数、設置先、必要な対応の速さに応じて個別にお見積りします。

現地の保守窓口は、セネガル子会社のサイト(tumiqui.com)に掲載しています。

数字の根拠

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