当社の受注は、現場を見た人の紹介から始まることがほとんどです。紹介を受けた案件でも、公正な入札や審査を経て決まります。UNICEF ガンビア向けの147台は、UNICEF がセネガルの導入校を視察し、審査したうえで契約に至りました。当社はこの順番を変えません。実績を見てもらい、審査で選ばれる。そのために、買い手ごとに手続きを整えています。
買い手別の3つの経路
国際機関・ドナーの調達。 当社は国連グローバルマーケットプレイス(UNGM)の登録ベンダーです。入札(ITB)や見積依頼(RFQ)に、英語と仏語で応答します。契約主体は日本法人、現地の納入と研修はセネガル法人 TUMIQUI JAPON SASU が担います。提案書には、納入後の研修と保守まで含めて書きます。設置して終わりにしないためです。
政府・自治体。 セネガルでは保健省、国民教育省、産業商業省と覚書を結び、覚書のもとで小規模な導入から始めました。学校や診療所で結果が出てから、省庁や国際機関の資金で広げる。この順番が、セネガル教育省との導入と、UNICEF ガンビア向けの受注につながりました。日本の省庁の委託事業や実証事業(総務省、農林水産省、JICA)にも対応しています。
企業。 CSR、実証事業、共創の3つの入口があります。実証事業では、経済産業省の「令和5年度補正 グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金」を活用し、セネガルで太陽光冷蔵、食品加工、情報拠点の実証を行いました。企業の製品を現地で検証する案件も受けています。セイコーエプソン製プリンタと TUMIQUI Smart Kit の組み合わせは、カザマンスの保健ポストで実証中です。自社の製品がアフリカの現場で動くかを確かめたい企業には、現地の拠点と技術者を提供します。
相談から保守まで
| 段階 | 内容 |
|---|---|
| 1. 相談 | 台数、用途、設置先の地域と環境をお聞きします。見積・相談フォームから、日本語、仏語、英語で受け付けます |
| 2. 現地調査 | 日照、設置場所、道路、既存の設備を見ます。セネガルと周辺国は現地法人が、その他の国は出張で行います |
| 3. 設計と見積 | 機器の構成、台数、納入の工程を決め、見積書を出します。補助金や公的資金を活用できるかも、この段階で検討します |
| 4. 納入 | 機材はセネガルまたは納入国で受け入れ、通関と輸送を手配します。設置が必要な施設は、現地の技術者が据え付けます |
| 5. 研修 | 使う人に操作を教えます。学校なら教員、診療所なら看護師、冷蔵施設なら運営する組合や団体が対象です |
| 6. 保守 | セネガルの技術者が現地で行います。遠隔監視が付く施設は、温度と発電量を日本とダカールから見ます |

UNICEF ガンビアの案件では、122校への配送を2日間で、各校1回3時間の使い方の説明を8日間で終えました。配送の手配から研修の担当者まで、当社のチームが自前で用意しました。2025年10月には、UNICEF Gambia、ガンビア基礎・中等教育省(MoBSE)、当社の3者で会合を開き、Lower River 地方の学校2校を訪ねて、生徒、教員、地域の人々と使い方を話し合いました。UNICEF Gambia は、この取り組みについて「Together, we’re committed to ensuring no child is left behind.」(すべての子どもを取り残さないよう、ともに取り組みます)と発信しています。ページ上部の写真は、このとき訪ねた学校で撮影されたものです(写真提供:UNICEF Gambia)。


よくある質問
納期の目安は。 案件によります。台数、機器の構成、納入国、通関の手順で変わります。相談の段階で、納入までの工程表をお出しします。
保証は。 TUMIQUI Smart Kit は購入から1年です。冷蔵コンテナや加工設備は、構成が案件ごとに違うため、契約ごとに保証の範囲と期間を定めます。
保守は誰が行うのか。 セネガルでは、100%子会社 TUMIQUI JAPON SASU の技術者が現地で行います。周辺国では、現地パートナーと当社の出張で対応します。海の向こうから保守することはしません。
支払い条件は。 個別にご相談します。国際機関、政府、企業で手続きが異なるためです。
対応する言語は。 日本語、仏語、英語です。提案書、契約書、研修、保守の連絡も、この3言語で行います。
次の一歩
台数、用途、地域の3点をお知らせください。機器の構成と納入までの工程をご提案します。
